本日は、資産形成についてお話します。

資産形成とは、端的にいうと「投資」です。

そしてこの「投資」による資産形成に早くから取り組むことが「人生100年時代」に必要なスキルともなります。

さて、「投資」は預金、貯金も対象となりますが、昨今の低金利の時代、預金がいくら多額にあっても資産形成には寄与しません。

「投資」の種類は

①有価証券として株式、債券、投資信託、その他

②現物資産として不動産、金、銀、その他

に分けられます。

資産形成の柱を「投資」種類の何に重きを置くかは、その人の資金、リスク許容度、志向により異なりますが、投資の組み立ては

  • 長期
  • 積立
  • 分散

の考え方を持って資産形成していくことがリスク分散となります。

(なぜリスク分散となるかはここでは省略します。また別の機会でお伝えします)

 忙しい社会人がどの株や不動産を購入したらよいか、など検討することは難易度が高いことです。まして、これまで投資教育を受けていない私たちが急に投資話を持ち掛けられても恐ろしくて受け付けないのは普通です。

 しかしながら、これまで投資をしなかったことが、諸外国と比較して日本人の資産が増加していない結果となっています。数字で表しますと、ここ20年間で家計の金融資産は米国が3.0倍、英国が2.3倍、日本は1.4倍と米国の半分以下の推移となっています。(金融庁資料)

 そのような状況を改善するために、昨今は、NISA・つみたてNISAなど社会人に身近で、しかも「非課税」で長期、積立、分散投資できる仕組みが整っています。忙しい方も、まず、これをうまく活用することが「資産形成」の第一歩です。

 昨年、私は「金」「プラチナ」を初めて購入しました。お試しで少額の投資です。ここ最近は株価低迷の真っ最中ですが、「金」「プラチナ」は、逆に値を上げ、最高値に近づいています。ウクライナ問題、金利上昇、インフレ圧力などその時々の社会情勢に金利、為替も大きく影響を受けます。危機の今、有価証券から現物資産への資金移動を感じます。

 投資をすると社会・経済情勢にいやでも関心を持たざる終えません。リスクはありますが、いい勉強方法でもあります。

資産形成に関心ある方は、NISA、積立NISAから初めて、有価証券、現物資産の学びをおすすめします。

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