公示地価とは、国土交通省が毎年公表しており、その年の1月1日時点での地価として算定されます。

公示地価は、不動産の購入や売却、相続、贈与などの場面で、不動産の価値を判断する指標として利用されます。また、不動産の評価や税金の課税など、様々な場面で利用されます。

公示地価は、実際の市場価格とは必ずしも一致しない場合があります。しかし、不動産市場においては、公示地価が一定の参考となることが多いため、不動産取引においては重要な指標となっています。

道内の住宅地は前年比7.6%プラスと5年連続で上昇しています。

札幌市は15.0%上昇し、周辺の江別、恵庭、北広島、千歳、石狩も20%以上上昇した。

住宅地の全国1位の上昇率は「北広島共栄町1-10-3」で30.0%上昇しました。日ハム新球場が影響しましたね。

「公示地価が上昇」と発表されていますが、札幌の土地市場を見ると上昇しているようには思えません。

土地の在庫は増加し、建売住宅も在庫増加、注文住宅の新築着工数は前年割れしており、

地価が上昇する理由がわかりません。

特殊要因として、日ハム新球場の効果はありますが、札幌圏全体の地価を上昇させるとは思えないのです。

今は、札幌市の土地が高くなりすぎたため、札幌市郊外の土地需要が増えていますが、利便性が劣るエリアにおいては、将来、人口減が生じて地価は上がりようがないはずです。

上がりすぎた公示地価は、今年が価格の変わり目だと思います。

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